« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

人は見た目が9割

人は見た目が9割
竹内一郎
新潮社新書、2005.10

人間のコミュニケーションのうち言語コミュニケーションは7%で残りは非言語コミュニケーション、だから非言語コミュニケーションをもっとうまく使いましょう、という話。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

映画で入門カルチュラル・スタディーズ

映画で入門カルチュラル・スタディーズ
本橋哲也
大修館書店、2006.4.1

「カルチュラル・スタディーズは...私たち皆が好むと好まざるとにかかわらず、日常的にいつも囲まれて生きている力関係を考えること」(p.3)であると著者は説明する。そして、本書ではカルチュラルスタディーズにおける文化、すなわち「地域特有の文化様式や歴史的概念を本質的で自然なものとしてとらえるのではなく、それらが特定の社会的・政治的・歴史的力関係のなかで生み出され、それゆえ固定的ではなく、流動的で変革が可能なのだ」(p.4)ということを、18のテーマに沿って選択された映画を読んで説明を加え、それによって文化のあり方を述べていく。

たとえば、「ハリーポッターと賢者の石」は家族を、「シンドラーのリスト」はホロコーストを、そして「本当はこわいシェイクスピア」で性と植民地をキーワードとして読まれた「プロスペローの本」が本書では「帝国」をキーワードとして読まれている。ヒットした映画が取り上げられる一方、あまり目にしたことのない映画も取り上げられている。粗筋が付され、それに説明を加える形式なので、その映画を見たことがなくても違和感なく読むことができる。

章によって著者の政治的立場を感じさせる部分があったりするので、純粋な入門書とは言えないかもしれないが、今世の中で起こっていることを読むその「読み方」を見せてくれる点で、退屈せずに読める。


「つまり、身分証明を必要とし、かつそれがひんぱんに変わってしまうと困るのは、あなたを何らかの形で捕捉しておきたい支配的な社会の方であって、あなたの方ではない。」(p.5)
「『1492年10月12日、コロンブス新大陸発見』とは書かれていても、『同日、島の住民はこの見知らぬ旅人たちの奇怪な行為を笑い飛ばした』とは記されていないのである。しかし事実という点から言えば、どちらの陳述も重みは同じはずだ。書記言語によって記録されなかったからといって、起きた出来事を抹殺することはできない」(p.247)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日蝕

日蝕
平野啓一郎
新潮文庫、2002.2.1

薔薇の名前とドラゴンクエストを足して2で割ったような話。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

太陽 The Sun

太陽 The Sun
銀座シネパトス2
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:イッセー尾形、ロバート・ドーソン、佐野史郎、桃井かおり
☆☆☆☆☆

115分、シネパトスの(有名な)地下鉄の音や芳香を気にせずに見ることができた。

太平洋戦争末期、皇居防空壕での昭和天皇の朝食の場面から映画は始まる。映画は徹底して天皇の個人的な生活を映し出してゆくが、それらは言葉ではなく幻想的な映像で語られる。そして、人間でありながら神でもある天皇という存在に、天皇自身が戸惑い、そしてその決着をつけていく姿を描く。映画中、皇居でMPに追われる鶴は、それによって天皇が日本国民を背負う存在であったことが示されるという意味で、日本国民のメタファーとして捉えられるかもしれない。また、日本人俳優の好演も見逃せない。イッセー尾形の時折見せるユーモラスな演技や佐野史郎の侍従長、桃井かおりの皇后など、それだけでも見る価値がある。さらに、アメリカ映画に出てくる日本人のような不自然さがない。これは、日本出資が得られなかったことで専門の日本語脚本家を置けず、佐野史郎が日本語を書き直す作業をしたことで得られた功名と言える。佐野史郎はアメリカ軍通訳の英語日本語のアフレコもしており、そうした点も、むしろこの映画の価値を高めている。

この映画をロシア人監督が作ったことに軽い嫉妬と、そして日本人が作れなかったことに対する深い失望を覚える。日本人じゃないから撮れたのかもしれないが。この映画は昭和天皇を決して貶めてはいないが、日本での公開は期待できないと言われていた。その中で公開したシネパトスに敬意を表したい。残念ながらマスメディアでの宣伝はほとんどなく、また公開も大劇場ではなく単館での公開となっている。ただ、シネパトスでは、二館上映にもかかわらず朝一番から満員で、ガラガラだと思っていたので驚きを感じた。

多分今年一番の映画。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest
TOHOシネマズ錦糸町
出演:Johnny Depp, Orlando Bloom, Keira Knightley

Part 1を知らないと分からないことが出てくる。
Part 3前提の映画。何も考えずに見られる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『白鯨』アメリカン・スタディーズ

『白鯨』アメリカン・スタディーズ
巽孝之
みすず書房, 2005.7.9

| | コメント (0) | トラックバック (0)

論文レポート3

論文レポート3郵送。
締め切り8/15。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『2001年宇宙の旅』講義

『2001年宇宙の旅』講義
巽孝之
平凡社新書、2001.5.21

SFに通じていないと何が書いてあるのか難しくてよくわからない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チョムスキー

チョムスキー
田中克彦
岩波書店, 1990.7.13

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『陰陽師』読本

『陰陽師』読本
夢枕獏編
文春文庫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

七人の安倍晴明

七人の安倍晴明
夢枕獏編
文春文庫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

陰陽師 生成り姫

陰陽師 生成り姫
夢枕獏
文春文庫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »