『不機嫌は罪である』

『不機嫌は罪である』
齋藤孝
角川新書、2018/5/10、¥907(有隣堂亀戸)

現代を生きる上で機嫌が悪ことは許されない、という身も蓋もない認識から、いかに自分の機嫌を保つかについての心得を説いた本。

いうは安く行うは難しの一例。

▲[胆力が練られ、穏やかな上機嫌になる3・2・15呼吸法の] やり方はとっても簡単。名前の通り「鼻から3秒吸って、2秒お腹の中にぐっと溜めて、15秒間かけて口からゆっくり吐く」だけです。(p.115)

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『キャロリング』

『キャロリング』
有川浩
幻冬舎文庫、2017/12/6、¥745(BO510)

クリスマスに倒産が決まっている子供服メーカの社員大和。会社に併設された学童に来ていた小学生航平が両親の離婚をなんとか止めようと奮闘するのを手伝うために、元恋人で同僚の柊子と協力する。

大和の子供の頃の環境や航平の環境など、現代の子供をめぐるハードな現実が描かれていて読むのが苦しくなる場面もあったが、最後にはこれもまた現代的な終わり方をしていて面白く読んだ。

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『小説家の作り方』

『小説家の作り方』
野崎 まど
メディアワークス文庫、2011/3/25、¥572(BO310)

プロデビューしたばかりの駆け出し小説家物実のところに「小説の書き方を教えてください」と言うファンレターが届く。ちょっと変わった女性紫に教えるうち、人工知能の大家としてネットで知られる「アンサーアンサー」こと在原露に紫が人工知能にしたがって動いた別人であることを教えられ、急展開となる。
結末はさらにもう一捻りしているが、本書が出て8年でAIの進歩が予想を超えているのか、本書の展開があながち奇想天外とも言えなくなってきているのが面白い。

読み始めて再読であることに気づいたが、内容を忘れていたので面白く読めた。

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『わが家は祇園の拝み屋さん8 祭りの夜と青い春の秘めごと』

『わが家は祇園の拝み屋さん8 祭りの夜と青い春の秘めごと』
望月麻衣
角川文庫、2018/5/25、¥562(有隣堂亀戸)

一段落した京都で小春は澪人が冷たいことに気をもむ。祖母吉乃が嫁に来たばかりの頃に周りに受け入れられていく時に経験した事件を皆に話す。

本巻はあまり大きな話はなく、中休みといった趣。今までのダイナミックさは感じられないが小春と澪人の関係が少し進むのでそこを楽しむ巻。

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『吉原百菓ひとくちの夢』

『吉原百菓ひとくちの夢』
江中 みのり
メディアワークス文庫、2018/2/24、¥659(BO360)

吉原で料理が評判の中見世で働く太佑。菓子を専門に作り、客に合わせて出すことで花魁だけでなく菓子が目当てでくる客もいる。太佑になぞかけをしにきたり、相撲取りの心に響く菓子を出す。ただ幼い頃から一緒に働き今は店一番の花魁朝露だけは太佑の菓子を食べない。なんとかして食べさせようと奮闘する。

吉原が本書のようにほんわかしていたとは思わないが、ファンタジーとして読む分には良いのではないか。

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『10年後の仕事図鑑』

『10年後の仕事図鑑』
堀江 貴文 (著), 落合 陽一 (著)
SBクリエイティブ、2018/4/5、¥1,512(有隣堂亀戸)

AIや仮想通貨など従来型の考え方では生きていけなくなる、と煽りに煽る本。
著者の言っていることの1/10でもやればいいんじゃないの、という感想。

▲[ヒカキンのような] 新しい仕事で成功している人たちには共通点がある。
1) 「作業にはまっていること」
2) 「思いを持って毎日発信すること」 (pp.56-57)

▲未来が不安な若者には「仕事になる趣味を3つ持て」と伝えたい。(p.232)

▲商売が成功する基本的な秘訣は一つだけだ。すなわち、成功するまでやり続けるということ。市場原理があるようでないので、100回もやればだいたい成功するのだ。(堀江、p.248)

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勉強法 教養講座「情報分析とは何か」

勉強法 教養講座「情報分析とは何か」
佐藤優
角川新書、2018/4/7、¥886(有隣堂亀戸)

同志社大学の特別講義をまとめたもの。著者の言うことはいつも同じだが、読むたびに勉強しなければという気にさせられる。

▲嘘をつくなよ、ではなくお互いに正直にやろうじゃないか、と言おう。(p.150)

▲放送大学の『新訂初歩からの数学』はオススメ。(p.157)

▲スタディサプリは使える。(@.160)

▲カレルチャペックの『山椒魚戦争』は読め。(p.196)

▲池上さんは新大久保の第一教科書に行って学参などを見ている。(p.206)

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『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』

『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』
橘 玲
講談社+α文庫、2004/8/24、¥972(BO460)

10年以上前の本なので、状況が全く変わってしまっているが、基本的な考え方の勉強にはなる。例えば、デフレ期一番賢かったのは何もせずただ預金を積み上げた日本の一般国民だった、など。

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『続・京都烏丸御池のお祓い本舗』

『続・京都烏丸御池のお祓い本舗』
望月麻衣
双葉文庫、2018/4/12、¥620(有隣堂亀戸)

お祓い本舗の面々は得意先の黒田の娘が黒田の入信している怪しい宗教に生贄にされるのを防ぐために侵入する。その過程で高校生の助手海斗の前世が高位の白狐であり、同じような境遇になった娘を救うために身代わりになったことを思い出す。海斗が前世で救い、現生で再会したのは黒田の娘だと思っていたが、実は意外な人物だった。

ホームズと拝み屋澪人が友情出演している。

著者のノリが安定し、量産体制に入ったように見える。どのシリーズもだいたい似たような話だが、難しく考えず面白く読めるのでつい買ってしまう。

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『我が闘争』

『我が闘争』
堀江貴文
幻冬舎文庫、2016/12/6、¥745(有隣堂亀戸)

著者の自叙伝。彼の立場から見たライブドア事件。

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