映画『ウィンストン・チャーチル』

18/04/12:
映画『ウィンストン・チャーチル』
TOHOシネマズ錦糸町
監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリージェームズ

特殊メイクの辻一弘でも有名になった映画。チャーチルの首相就任からダンケルクまでの約一ヶ月を閣議記録を元に描いた作品。映画『ダンケルク』の世界が本作品の裏で進行中だと思いながら見たので、重層的で白身に迫って見ることができた。

少なくともここ数年で最高の映画の一つ。

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『眠れないほど面白い『古事記』』

『眠れないほど面白い『古事記』』
由良 弥生
王様文庫、2012/12/1、¥648(有隣堂亀戸)

古事記の主要な部分を口語にしてわかりやすくした本。神代の天皇や神たちは親族で殺し合い、近親相姦、女にだらしない、などダメなところ山盛りのどうしようもなく人間臭かったことがわかった。

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『九つの、物語』

『九つの、物語』
橋本 紡
集英社文庫、2011/2/18、¥670(借)

大学生のゆきなの前に、死んだはずの兄が現れる。各章にゆきなが読んでいる小説の内容と並行した日常生活が描かれる。料理好きな兄はいつもゆきなに美味しい料理を作る。話が進むにつれ、なぜ兄がなくなったか謎がわかり、ゆきなは絶望するが、最後に立ち直る。

出てくる料理が美味しそうで、料理を美味しそうに書ける作家は名作家という評価があるとすれば、著者は間違いなくその一人だdろう。切なくも前向きな小説として読んだ。

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『ゲンロン3 脱戦後日本美術』

『ゲンロン3 脱戦後日本美術』
東浩紀編
株式会社ゲンロン、2016/7/29、¥2,592(amazon)

「脱戦後日本美術」と謳っている割には韓国の話が多くてピンとこなかった。明治維新直後の日本美術の混乱については興味深く読んだ。

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『ゲンロン2 慰霊の空間』

『ゲンロン2 慰霊の空間』
東浩紀編
株式会社ゲンロン、2016/4/7、¥2,592(くまざわ書店錦糸町)

東と筒井康隆の対談と、1989-2001の現代日本の批評が面白かった。

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『ゲンロン1 現代日本の批評』

『ゲンロン1 現代日本の批評』
東浩紀編
株式会社ゲンロン、2015/12/4、¥2,484(くまざわ書店錦糸町)

現代日本の批評特集を読みたくて購入。

今号では1975年から1989年にかけてのニューアカに至る思想の歴史。戦前の文芸復興現象とニューアカ現象が掃除しているなど面白く読んだ。

他に芸術特集では、今ある行政のコントロールから脱することが重要であるとか、劇場という拠点を持つことの重要性など面白かった。

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『コーヒーが冷めないうちに』

『コーヒーが冷めないうちに』
川口俊和
サンマーク出版、2015/12/5、¥1,404(BO960)

過去に戻れる喫茶店に訪れる客の話。彼に振られて振られた時間に戻る彼女の話、痴呆症になった夫のそばに居続けて痴呆になる前の夫に会いに行く妻の話、旅館をやっていて毎月会いにきていたが事故死してしまった妹に会いたい姉の話、喫茶店で働く女性が生まれる子供に会いに将来に行く話、の4編。

文章の導きを素直に受け取って泣くための小説だと思った。論理邸にはおかしいところもあるが、難しく考えずに面白く読んだ。

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『わが家は祇園の拝み屋さん7 つながる想いと蛍火の誓い』

『わが家は祇園の拝み屋さん7 つながる想いと蛍火の誓い』
望月麻衣
角川文庫、2018/1/25、¥605(有隣堂亀戸)

結界を補強するために準備を続ける澪人とチームだったが、澪人が審神者に一人に呪われたために作戦は失敗に終わる。京都は終わりかと思われたその時、主上の血を引く小春の叔父宗次朗と澪人の姉杏奈が結界補強コースを回り、タレントとなった杏奈の「開運コース」というSNSの書き込みによって観光客が続々と結界補強コースを回ったことで結界は無事に張り直される。一方、小春にアプローチしていた和人は、前世で実は玉椿と左近衛大将の間に生まれた子供であったことが明かされ、小春と澪人は結ばれる。

しかし、玉椿が斎宮を追われる原因となった、若宮の信託「月見の夜はよく晴れる」が外れて大雨になったことについて、若宮の口からその理由は明かされなかった。

今までのストーリーは一段落を迎えたが、結局なぜ若宮が玉椿に嘘をついたかは明かされず、今後の展開に譲ることになった。「京都寺町三条のホームズ」シリーズと同じ著者ということもあり、ライトノベルとしてとても面白く読んだ。

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『わが家は祇園の拝み屋さん6 花の知らせと小鈴の落雁』

『わが家は祇園の拝み屋さん6 花の知らせと小鈴の落雁』
望月 麻衣
角川文庫、2017/9/23、¥605(有隣堂亀戸)

小春が高校2年になると、京都に不穏な事件が起き始める。陰陽師の審判を司る審神人(さにわ)になった澪人は、安倍晴明が京都に張った結界が崩れ始めているのが原因と考え、小春や朔也、由里子、愛衣、とチームを組み、結界を張り直そうとする。一方、夢の中で小春は、玉椿が夫婦になってからずっと冷たくしていた左近衛大将が死んで初めて彼を愛していたことに気づく。

いよいよ一つの結末に向けて動き出した感じのある巻。

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『わが家は祇園の拝み屋さん5 桜月夜と梅花の夢』

『わが家は祇園の拝み屋さん5 桜月夜と梅花の夢』
望月 麻衣
角川文庫、2017/5/25、¥605(有隣堂亀戸)

小春は突然特殊な力を失う。大学部の安倍由里子に呼ばれた小春は、彼女から狐神のコウメからいつも見守っているとの伝言を受け取る。澪人に力を失ったのはいつかと聞かれた小春は、三善朔也に額をキスされた時だと気づき、封印を解かせる。その時に朔也が力を隠していたために母親が悪質な呪術師に騙されて死んだことを小春は知る。澪人は自分の過去世が左近衛大将であることを思い出し、小春に告白してはいけないと悩む。

小春の祓い屋の人間関係が広がっていく過程が描かれる。深く考えずに楽しく読んだ。


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